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営業会社で面接官をしているボクが伝える中途面接の極意

  • 2020年5月21日
  • 2020年5月21日
  • Lifehack

ボクは営業会社で営業管理職をしています。

中小企業なので、採用面接も行っています。

 

そんなボクから見た、印象の良い面接時のポイントを伝えたいと考えています。

 

この記事はこんな方に向けて書いています。

・転職時の面接で、良い印象を与えるポイントが知りたい

・他人と比べて、印象に残るためにはどうしたらよいか知りたい

・SPIテストだけで評価されない面接のポイントを知りたい

ウチの会社は、現在100%中途採用です。

理由は社会人としての基礎ができている人材が欲しいからです。

また新卒採用は、中小企業なので条件面やネームバリューで大手に負けてしまいます。

一時期、新卒採用に採用したことがありますが、なかなかうまくいかず結局中途メインに戻しました。

 

転職時の面接で、良い印象を与えるポイントが知りたい

 

転職すると言うことは、中途採用になると言うことです。

新卒時の面接と大きく異なるのはこの点です。

 

営業採用時の面接官が知りたいポイントは下記になります。

・なぜ転職する気になったのか

・年齢と転職回数

 

なぜ転職する気になったのか

原因は大抵2種類に分類されます。

1,待遇や処遇面での不満

2,人間関係

 

しかし大抵の方は、特に2,の人間関係の不満が理由の場合はストレートに言わないことが多いです。

よく言われる理由は、

1,待遇や処遇面での不満

2,自分のスキルアップのために、新たな職場、職種にチャレンジしたい

といった感じです。

1,待遇や処遇面での不満

待遇面に関しては、応募条項を確認した上で面接しているので問題無いと思われます。

しかし、処遇や待遇に関する不満は、内容をしっかりヒアリングしたい部分と考えています。

なぜなら、自己評価と客観的な評価にズレがある場合が多いからです

このケースは、採用しても長続きしない場合があります。

 

採用側で最も避けたいのは、短期間で離職されることです。

採用広告や育成に掛けた費用や人手が無駄になるからです。

 

従って面接時に一番確認したいことは、

面接前と面接後で、この会社に関するイメージのズレが出たかどうか、です。

 

ズレているのに、なんとなく採用してしまった場合、入社後に『こんなはずでは無かった』と言われることがあります。

これでは、お互いでデメリットでしかありません。

 

2,自分のスキルアップのために、新たな職場、職種にチャレンジしたい

大変前向きな動機で、採用側からは悪い印象は持ちません。

しかし、真の転職動機がどこにあるのか、この部分を探りたいと考えています。

 

大多数の人が転職を考える際の主な理由は、人間関係だと感じています。

しかし、面接時にはっきりココを伝える方は多くありません。

隠したがるのです。

採用側に良い印象を与えないと思っているからでしょう。

 

こちらからすると、そこを引き出したいと考えています。

人間関係が原因の転職の場合、内容を知りたいのです。

 

人間が抱えるストレスの大部分は、人間関係が原因だと言われています。

したがって、誰でも抱えている問題なのです。

そのこと自体は問題ではありません。

 

しかし、例えば転職歴が複数回あり、ともに人間関係が原因で転職した過去があると言った場合は、その本人に原因がある可能性があります。

 

コミュニケーション能力が低かったり、問題解決能力が欠けているとケースが考えられます。

本人にその自覚があり、自己で許容できるよう取り組んでいるのであれば、改善の余地がありますが、自覚が無いとまた繰り返す恐れがあります。

 

その部分を面接しながら探っています。

 

年齢と転職回数

 

年齢はもちろん若い方が良いですが、長期で在籍してくれる人材を求めています。

若い方にたまにありがちなのが、ちょっとした困難にぶつかったときに、すぐ諦めて離職するケースです。

売り手市場なので仕方ありませんが、こういったタイプは営業職に向いていません。

営業に最も必要なのは、達成意欲です。

どんな会社でも、営業職は目標を持ちます。

常に目標を追いかけることになるのです。

 

目標達成がこんなに感じた時に、すぐに諦めてしまっては目標達成できません。

 

ちなみにSPIテストでは、目標達成意欲を評価する項目があります。

過去の例から考えると、大体テストの評価通りです。

 

実はSPIテストは事前に傾向と対策をつかむことにより、ある程度結果を変えることができます。

事前に1冊読んでおくことは有効ですが、根本的な結果を変えることはできませんが、達成意欲を評価されるための対策は事前に打てます。

 

他の方に比べて、印象に残るためにはどうしたらよいか知りたい

 

『人は見た目が9割』というベストセラーがあります。

営業職は第一印象がとても大事だと考えます。

 

従って面接時も第一印象を重視してます。

 

私が重視するポイントは、

・清潔感

・笑顔

・語尾が聞き取れるか

 

清潔感

これはいわずもがなです。

髪がボサボサで、スーツがヨレヨレでは、第一印象で相手は話を聞くスタンスになりません。

 

笑顔

たまに出くわすのが、少し吹き出しながら話す方です。

緊張からなのか、笑顔の取り違いなのか分かりませんが、聞いている側は良い印象を持ちません。

笑顔を忘れず、発する言葉はハキハキとすることが大切です。

 

語尾が聞き取れるか

自信が無いのか、だんだんと声が小さくなり、聞き取りづらくなってしまう方がいます。

このケースも良い印象を与えません。

語尾を強く発音することで、発言に自信を感じることができ、説得力が増します。

 

SPIテストだけで評価されない面接のポイントを知りたい

 

営業職とは、会話できることが大前提になります。

商談相手によっては、自分の年齢とかけ離れた経営者との会話になります。

その際、一般常識を理解していないと判断された時点で、対等な商談相手と認識されなくなります。

最低限の時事ネタをチェックするのはそのためです。

 

面接時には、時事ネタの情報収集どのように行っているかをアピール出来ると評価しやすいです。

理想は新聞や読書ですが、『SMARTNEWS』などのキュレーションニュースサイトで情報収集でも構いません。

しかしその方法だと、どうしても自分が興味ある情報しか見に行きません。

仕事に関わる情報を得るために、どのように工夫しているかなどを語れると評価高いですね。

 

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まとめ

 

コロナ影響もあって、急に世界が変わりつつあります。

求人も2020年1月まではなかなか応募がありませんでしたが、2月以降突然増えてきました。

売り手市場から買い手市場に移行しつつあるようです。

 

そのようなときに、少しの努力で他人と差を付けることが出来るコツを紹介しました。

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