2月に読んだ本

2022年2月に読んだ本を紹介していきます。

メルケル

『世界一の宰相』と副題にあるが、読めば理解できる。

ドイツは日本から遠く、正直この本を読むまでメルケルのこともほとんど理解していなかった。

EU内でも最も大きな影響力を持つ国の一つで、何が起こっていてどのような対応していたのか。

メルケルのスタイルである、『沈黙こそ力』を実践して成果を残した。

我が国にもメルケルのようなリーダーがいたらとの思いにふけってしまう。

旧東ドイツ出身のメルケルだからこそ、プーチンの思考を理解していて抑止出来ていたのかと納得します。

チーム内の低劣な人間をデリートせよ

 

きっとどんな会社にもいわゆるクソ野郎がいるんだと思います。

クソ野郎とは、仕事はできるが他人のやる気を削いだり、おとしめたりして周囲に悪影響を及ぼす人間のことです。

仕事はできるので、周りはそんな態度も注意できず、どんどんエスカレートしていくのです。

しかしそんなクソ野郎を排除した方が、周りの業績も上がり良い結果が得られると書かれています。

サラリーマンなら、『クソ野郎いるよね』と読んで納得するでしょう。

ジェームズクリヤー式 複利で伸びる1つの習慣

いわゆる習慣本は世の中にたくさんあるが、この本を読めば腹落ちして実践できる方は多いのではないか。

特別なことは書かれていないが、なりたい自分になるのは、ある日突然変異するのではない。

日々の小さな習慣の積み重ねが、昨日より変化した自分になれるというもの。

挫折しない習慣の作り方が説明されており、誰でも今日から実践できる内容となっている。

いますぐ現状から脱出したいと考えても成功するわけがない。

今日からスマホをいじる時間を、自分を変えるための小さな習慣に変えることによってしか変われないのです。

超加速経済アフリカ

アフリカ大陸の人口は約14億人。

日本から見たアフリカの国々は、人口は多いが発展途上国がほとんどで暑くて過ごしづらい地域との印象が多いのではないでしょうか。

しかし、固定電話の普及率よりもスマホの普及率の方が高いのはなぜか。

日本でも知名度の高いマサイ族でもスマホの普及率は高いのはなぜか。

中国がアフリカ諸国にODA援助を積極的に行い、開発援助を進めているのはなぜか。

中国やインドが人口のピークが見え始めているなかで、さらに人口増加が見込めれるなど、日本人が知らないことばかり。

私が見た未来 完全版

信じるも信じないもあなた次第。

いわゆる予言漫画だが、作者が若い頃から数十年もの間記録し続けた夢が、予知夢だという内容です。

賛否両論ある内容ですが、この先起こることにも触れています。

新しい世界 世界の賢人16人が語る未来

16人の世界の賢人が、コロナ発生後の未来を語るインタビュー集です。

富を得ることが幸福ということではないなど、コロナ禍を通じて人間の幸福等に関しても語られています。

何人かの意見には大変共感させられて、勉強になりました。

詩歌川百景

吉田秋生は昔から大好きな漫画家です。

若い頃に『BANANA FISH』を読み、影響を受けてヘミングウェイを読んだりしたモノです。

他に、『カリフォルニア物語』『河よりも長くゆるやかに』『吉祥天女』など過去に読んでいます。

久しぶりに吉田秋生の作品を読みましたが、画のタッチが懐かしく感じました。

内容的にはなかなか複雑な物語が絡み合っていて、続きが楽しみです。

習近平のデジタル文化大革命

先進国で経済大国の中国だが、北京・上海・広州・深圳出身で北京大学や精華大学出身で無いと、都市部での大手企業就職が困難など知らない現実ばかり。

人口10億人の中で、日本に旅行に来るような裕福な中国人は約4千人しかしない。

凄まじき格差社会で、一体何が起こっているのか。

読書大全

良質な読書をするためには、良質な読書ガイドが必要です。

本書で取り上げている書籍は、古典も多く全てを読破するのはなかなか大変だが、長い付き合いになる書籍だと感じています。

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