リーガルパッドの使い方

  • 2021年1月23日
  • 2022年3月1日
  • Lifehack

アナタはリーガルパッドをご存知だろうか。

外国の映画によく出てくる、黄色のアレである。

アメリカのスーパーやコンビニでは、束になってよく売られている。

一般市民のメモとして広く使われているモノだ。

 

この記事は、デジタル化時代の今だからこそ、あらためて紙のメモ帳を使う意義とデジタルと融合した使い方を提案したいと考えています。

 

リーガルパッドとは

 

もともとは、アメリカの弁護士が依頼人から聞いた内容をメモするために作られたと言われている。

 

紙質は、日本のノートと比較すると決して上質なものではなく、薄くペラペラしている。

長期間保存するには適していない。

あくまでも一時保存するためのモノだ。

しかし、何故か魅力的で日本でも愛用者を結構見かける。

ボクが初めてリーガルパッドを使ったのは、片岡義男さんの『文房具を買いに』を読んだのがきっかけだった。

それまでも外国映画でよく目にしていたが、自分が使うイメージが想像できなかった。

しかし、この本を読んだことで、モノとしてリーガルパッドが欲しくなったのだ。

 

早速購入し、会社で会議メモなどを取るときに使用した。

筆記具は鉛筆を使用していた。

なぜ鉛筆かというと、『文房具を買いに』で鉛筆とリーガルパッドがセットで紹介されていたからだ。

アメリカの日常での使い方にあこがれて真似していた。

 

リーガルパッドの使い方がわからない

 

しかし、使えば使うほど不便を感じるようになっていった。

なぜなら、切り取らずにどんどんめくって書き続けたからだ。

 

リーガルパッドは、あくまで清書するまでの一時保存するメモなのだ。

清書するという二度手間がめんどくさくて、ただのノートになってしまった。

このような使い方では超絶使いづらい。

結局数ヶ月で使用しなくなってしまった。

 

ボクのリーガルパッドの使い方

 

再度リーガルパッドを使いだした理由は、『0秒思考』と出会ったからだ。

 

『0秒思考』とは

A4のメモ書きを繰り返すことで、思考のスピードが上がるというものだ。

頭の中をクリアにし、素早い決断を可能にし、実行力を身につける。

 

・メモは全てA4用紙に書く

・左上にタイトル、右上に日付を記入し、本文は横書きで書く

・1枚1分で書く

・毎日10ページ書く

・思いついた瞬間に書く

 

といった内容だ。

 

この内容を実践しようと考えたとき、最初に考えたのは何にメモを書くかということだ。

本書ではコピー用紙などを勧めているが、文具好きのボクとしてはあまりしっくりこない。

だからといって、普段使用しているノートなどに書くにはもったいない。

1日10ページ書くということは、10日で100ページだ。

とてもじゃないが高価なノートは使えない。

 

そこで思いついたのが、リーガルパッドだ。

レターサイズのリーガルパッドは、切り取るとA4に近いサイズだ。

しかも、モノによっては安価で手に入る。

 

早速数種類のリーガルパッドを購入した。

 

結果、現在使用しているのは、コストコで購入したものとAmazonで購入したリーガルパッドだ。

コストコでは100枚×9冊パックで、¥1,648で購入できる。

しかしコストコ会員にならないと購入できない。

Amazonでオリジナルもボクは好きで使っている。

『Office Depot』のものも持っている。

『伊東屋』のは、紙質が良い分少し高い。

リーガルパッドを横向きに使う

 

一般的なリーガルパッドの使用方法は、縦向きに使う。

しかし、ボクは『0秒思考』を実践するために横向きで使用している。

 

使い勝手は上々だ。

横向きに書くおかげで、あまり罫線からはみ出さないように書くといった意識が無い。

だから、とにかく素早く書くことができているのだ。

 

リーガルパッドに書く筆記具のおすすめ

 

ボクは字が汚く、小さい字を書くのがストレスだ。

字が汚いからと言うのが理由で、ここ数年はスマホ等でメモを入力していた。

自分の汚い字を見返したくないからだ。

 

しかし、サインペンや万年筆などの太字でかける筆記具で字を書くと、少し時の汚さが気にならなくなることに気づいた。

どうやらくっきり記すために、筆圧を上げて書く癖が付いていたようだ。

それがサインペンや万年筆だと、筆圧が弱くてもくっきり書けるので文字の書き方が変わったのかもしれない。

 

だからメモをリーガルパッドに書くときは、水性のサインペンを使用している。

今使用しているコストコやAmazonもののリーガルパッドとの相性が良いからだ。

 

ボクがおすすめするのは、ぺんてるのサインペンだ。

理由はなんと言っても書き味の良さだ。

リーガルパッドとの相性が良く、もっと書きたいと思わせてくれる。

 

また、裏写りしないのにくっきり書けるところも重要だ。

しかもどこにでも売っていて、安いことも大きな理由だ。

 

ボクはAmazonで10本パックを購入し、自宅の机、枕元やオフィスはもちろん、車の中にも常備している。

 

リーガルパッドに書いたメモの保存方法

 

書いた直後の保管場所

リーガルパッドは、書いたあと切り離さないとただの使いづらいノートになってしまう。

ボクは無印で購入した『ペーパーホルダー』に、ジャンルごとに分けて保管している。

分類は大まかにしかしていない。

『仕事関連』と『プライベート』の2種類だ。

あまり細かく分けてしまうと、ボクのようなめんどくさがりは継続しないのを自覚しているからだ。

 

『NOTEBOOK』アプリで保管する

 

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『ペーパーホルダー』に保管後、時間があるときに『NOTEBOOK』アプリに保管する。

保管方法は、ジャンルに分けたノートに写メを取って保管するだけ。

 

このアプリを、全てのデバイスに入れて同期しておけば、どこでも見返すことが可能だ。

 

以前は手書きせずにメモアプリに入力して運用したこともあったが、めんどくさくて継続できなかった。

その失敗を生かして、今は写メを取るだけにしている。

 

サインペンで書いているので、文字がはっきり見えるのが良い。

 

こうして貯めたメモを時間のあるときに見返して、新たな発見や気づきを生んでいる。

最近は様々な理由から、メモアプリを『googlekeep』に変更している。

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まとめ

 

何かを習慣化するには、動機付けが必要だ。

ボクにとっては、リーガルパッドに文字を書くことに楽しみを持たせるようにしている。

 

そして後で見返すのは、一覧性の高いデジタルのアプリだ。

今のところ、ボクにとってはこの運用が最も適している。

 

今の時代にあったリーガルパッドの使い方だと感じている。

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